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コーネリアス、ビューティフルコネクト

 2008-11-24


美しい結合=創造

アップル社、スティーブジョブズの著書に書いてあった。

創造は無からではなく、過去の経験から。そして、今の時代は、その過去の経験同士や、過去と今を美しい形で連結する、美しい結合(ビューティフルコネクト)が創造的なモノやことがらを生む、と。

上の動画はウゴウゴルーガのワンシーンだが、ぼくのとって美しい結合のひとつだと思う。
アニメがバックの東京スタジオには、キダタロー他、ウゴウゴとルーガがいて、大阪城が背景のコーネリアスへ中継する。バーチャルに、野宮真貴が参戦して、セクシーなコーラスとタンバリンをたたく。曲は「love parade」。途中、大阪のおばちゃんも出てくる。組み合わさりそうもないものが組み合わさったり(キダタローと小山田、子供番組とキダタロー、小山田と大阪城など)、よく組み合わさりそうなものでも組み合わせ方と工夫したり(小山田と野宮真貴のバーチャル競演、背景に大阪城、そして夜など)。創造は、結合、編集、コーディネートからも生れる。

古伊賀蹲花入に白椿を

 2008-11-14
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なんて整理整頓が出来ない古本屋だ。棚をはみ出し、つみあがり放題。背表紙はどこにある。タイトルが見えないぞ。恵比寿某書店にて。

「茶器解説」

適当に本をひっくり返したりしていたら出てきた。

表紙は手作りか?

なんかわけがわからない紙で包まれているが、タイトルはしっかり「茶器解説」とある。

めくると埃っぽい。しかし、ぺらりとうずくまる(蹲る)が出てきた。

「うずくまる(蹲る)」とは何か。自分で言ったギャグを面白かった?って聞く男、それは「うざすぎる」である。

「うずくまる(蹲る)」とは、花器だ。蹲ったような形をした、それはボテンとした、花器。伊賀の荒々しい肌にゆるい口元、ビードロが一筋たれる。伊賀は最高に好きだが、この「蹲る」ほど見とれるものは無い。白椿が似合うのだ。

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しばらく前に、「禅・茶・花」という東京美術倶楽部主催のすばらしい企画展へ行った。その暗闇の一室に、壁に蹲るがかけられ、ちょこんと白椿が顔を出していた(上の写真)。なんともいえないそのかわいらしさ。

かつて展覧会で見、雑な古本屋で再度見る。3度目の正直、次回は、わが手中に!

へうげもの展、現代陶芸家集結

 2008-11-13
へうげもの 7服 (7) (モーニングKC)へうげもの 7服 (7) (モーニングKC)
(2008/08/22)
山田 芳裕

商品詳細を見る


古田織部が主人公のマンガ、へうげものが展覧会を開催する。

古田織部の「創造的破壊」を今、生きている生の現代若手陶芸家が体現する。

陶芸家とマンガがコラボするという事例はかつて無かった画期的なことだ。

陶芸というか、焼き物の歴史は実に深く、おもしろい。特に、へうげものの主人公古田織部、そして千利休の時代は、その歴史のもっとも輝いていたときといっても言いすぎではない。

織田信長、秀吉、家康と時代は、千利休、古田織部、小堀遠州の時代でもある。茶は、武士のものであり、政治の道具でもあり、戦乱の世のファッショントレンドでもあった。

参加する作家は

青木良太 大江憲一 大村剛 加藤素規 川端健太郎
桑田卓郎 鈴木卓 高橋生華 棚橋祐介 新里明士 
服部竜也 横山拓也 李政錫 若杉聖子(陶磁芸・五十音順)

坂野友紀(金属工芸) 鎌田克慈 新宮州三 村山亜矢子(漆芸)

陶芸家は、若手現代陶芸家、という意味で、確かに最先端の方たちだと思う。

現代陶芸など、「好かん」という人もおられるだろうが、古田織部、千利休が起こした「創造的破壊」だって、初めは「好かん」という人は多くいたはずだ。伝統工芸系作家のように「保守」もいれば、既存の価値観を破壊していく「革新」も必要だろう。アメリカの次期大統領オバマ氏は、「CHANGE」と叫び、アメリカ国民はそれを選んだ。停滞した雰囲気を打ち破るには「CHANGE」が必要だ。

展覧会は新宿伊勢丹にて

2008年11月12日(水)〜25日(火) 10:00〜20:00

リンク へうげもの

合田佐和子「パンドラ」

 2008-11-08
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ダウンジャケットを着て外に出た。寒い、もう冬か。

用事を済ませ、家に帰る。

先日届いたダンボールにくるまれた荷物。サインには「貴重書」の文字。出てきたのが、合田佐和子「パンドラ」だ。

どうでもよいことだが、一応文字にしておく。「社会人になってよかったと思うのは本が買えるようになったことである」。

さて、合田佐和子「パンドラ」を見る。パンドラとはギリシャ神話に登場する女だそう。「一説によると人類最初の女性である」とウィキペディアにそうある。

神々はパンドラに箱を与えた。「決してあけてはいけない」と。しかし、パンドラは開けてしまった。


ずいぶん前になるが、松涛美術館で見た合田佐和子展は衝撃だった。まるでパンドラの箱の中に舞い込んだかのようだった。

アメリカの美しい女優の目の輝きを描いた絵画たち。巨大なキャンパス、小さいキャンパス。無数の「目」があった。目は美しかった。目とはなんだろう。目を見るぼくの目は、なぜ目に引き寄せられるのだろう。そればかりが気になっていたが、針金や釘やビン、なんだか分からないガラクタを寄せ集めた「ジャンクアート」を何点も見ているうちに、さっきあれほど美しい目を描いていた合田佐和子とは一体何者なんだと困惑してきたことを覚えている。

途中、2階のパネルに合田佐和子の年表があった。ある一点に「エジプトにてインスピレーションを受けた」とあった。それにインスピレーションを受けたのはぼくだった。

頭に浮かんだのは埃っぽい大地に立つスフィンクスと謎の建築物ピラミッド。その合間から現れる合田佐和子。彼女の顔はきっとあのファラオの仮面のような顔をした女だと、神を思う気持ちになって、静かで暗い松涛美術館が崇高で不気味な館に感じた。

箱を開けたパンドラはどうなったか。ウィキペディディアによると、箱から「疫病、悲嘆、欠乏、犯罪」などが飛び出したそうだ。こりゃたまらん。が、パンドラは急いで閉めた。その中に残ったものは、「希望」、かもしれないという。

泉谷しげる×宮本浩次

 2008-11-01


エレファントカシマシ宮本浩次と泉谷しげるのコラボ。「桜の花、舞い上がる道を」を泉谷氏のスタジオで歌っている映像。

宮本氏は本当に天才です。すごい歌です。
抑えてやさしく歌って、サビで一気にシャウトする。
お笑いの方程式と一緒、「緊張と緩和」。
それをものすごい、体の中からの熱量で押し込んでくるからため息が出るくらいの感動。
本質で勝負できる日本でも稀有なシンガーでしょう。
宮本浩次、エレファントカシマシ。
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