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古伊賀蹲花入に白椿を
2008-11-14

なんて整理整頓が出来ない古本屋だ。棚をはみ出し、つみあがり放題。背表紙はどこにある。タイトルが見えないぞ。恵比寿某書店にて。
「茶器解説」
適当に本をひっくり返したりしていたら出てきた。
表紙は手作りか?
なんかわけがわからない紙で包まれているが、タイトルはしっかり「茶器解説」とある。
めくると埃っぽい。しかし、ぺらりとうずくまる(蹲る)が出てきた。
「うずくまる(蹲る)」とは何か。自分で言ったギャグを面白かった?って聞く男、それは「うざすぎる」である。
「うずくまる(蹲る)」とは、花器だ。蹲ったような形をした、それはボテンとした、花器。伊賀の荒々しい肌にゆるい口元、ビードロが一筋たれる。伊賀は最高に好きだが、この「蹲る」ほど見とれるものは無い。白椿が似合うのだ。

しばらく前に、「禅・茶・花」という東京美術倶楽部主催のすばらしい企画展へ行った。その暗闇の一室に、壁に蹲るがかけられ、ちょこんと白椿が顔を出していた(上の写真)。なんともいえないそのかわいらしさ。
かつて展覧会で見、雑な古本屋で再度見る。3度目の正直、次回は、わが手中に!
